
こんにちは、19歳で初めて介護の仕事に就き、色々あり一般企業に勤めたりもしましたが、現在は介護歴7年で、介護福祉士の”うま”です。
今回は、介護を初めて1年以内の新人介護士さんが陥りやすい”悩み”について、その原因と対策をみていきたいと思います。
介護職を始めて1年以内の、新人介護士が陥りやすい悩みに以下のようなものがあります。
私も介護を始めて3年くらいまでは、「介護職に向いていないのではないか…」と悩みながら仕事をしていました。
「介護の仕事についたけど、想像していたより大変で辛い…」そう思っている方が、今この記事を見ているのだと思います。
まずは、「なぜ介護職に就きたいと思ったのか?」がキーポイントになります。
「介護という福祉の仕事にやりがいを感じて」仕事を始めたのか、
または、「誰でもできそうだから何となく」介護の仕事を始めたのかによっても、モチベーションの持ち方は大きく変わってきます。
今回は、介護歴7年の筆者が体験などを元に、一年目の介護職を乗り切る方法を、それぞれの悩み別にご紹介していきたいと思います。
介護職一年目の悩みベスト3

介護士一年目の時に、特に悩みやすい内容としては、「介護技術に自信がない」「職場内での人間関係」「利用者さんと上手く信頼関係が築けない」などがあります。
介護の仕事に限らず、慣れるまではある一定期間が特に大変で、この期間に挫折する人は多いですが、私が介護職につく際に意識したことは「とりあえず1年は辞めない。」です。
一年頑張れたら、次は3年、次は5年と勤続年数を目標に頑張っていました。
”最低一年頑張る”の理由は、「仕事が身についてない時点で、向いてないと決めつけるのはもったいない」と思ったからと、「最低一年頑張れば、違う世界が見えるかも」と思ったからです。
ただ、いじめやサービス残業、パワハラなど、職場環境があまりにも悪い、いわゆる”ブラック企業”は頑張って続ける必要はないと思っています。
自分が勤める施設が、ブラック施設かどうかの見極め方法は、こちらの記事で書いていますので見てみてください。
それでは一つひとつ見ていきたいと思います。
【悩み1】介護技術に自信が持てない

まず、一年目の新人さんが介護技術が未熟なのは当たり前です。
なので、自信がなくて大丈夫です。
むしろまだ一年目なのに、自信満々な人は、大きな失敗をしかねません。
ちなみに、何年やっていても、失敗をするときはするし、自信も無くします。完璧な人はいません。
まず最初の一年目は、先輩たちから謙虚に学び、分からないことや、特に自信のない介助に関しては、積極的にトライし、何度も繰り返しやってみることが大切です。
おそらく、どの施設でも最初は、新人さんには先輩介護士がそばについて、マンツーマンで新人指導をしてくれると思います。
まず最初の一ヶ月間は、先輩介護士のやり方をそのまま真似してみて、自分なりのやり方でやらないことが大切です。
独り立ちをしてからは、自分は何に対して自信がないのか、やりたくないと苦手意識を持ってしまうのかを明確にして、自主的に練習してみることが大切です。
今はYouTubeで「介助方法」を探せばたくさん参考にできるのが出てきます。
移乗介助やおむつ交換などが苦手であれば、休憩時間や自宅に帰ってから、誰かに利用者役をやってもらって練習してみるのもいいです。
苦手なものを苦手なままにしておくと、いつまで経っても上達にないし、自信も持てるようになりません。
もし一度介助で失敗してしまい、それから苦手意識が強くなったのでしたら、一番重要なことは「逃げない」ことです。
苦手な介助から逃げてしまうと、時間が経てば立つほど、苦手意識は強くなってしまいます。
結論は、「一年目は自信がなくても大丈夫!むしろ謙虚に学ぶ姿勢が大切。自主練をしたり、苦手な介助には積極的に関わり、苦手意識を持たない」です。
- 一年目は、自信がなくても大丈夫
- 謙虚に学ぶ姿勢を持つ
- 先輩介護士のやり方をそのまま真似してみる
- YouTubeなどを参考にして自主練をする
- 苦手な介助から逃げない
【悩み2】職場内での人間関係

大なり小なり、「人間関係の悩み」はどの職場でもありますよね。
それでは、介護職でありがちな「職場内での人間関係の悩み」には、どういったものがあるでしょうか。
- 仕事がこなせない事で、先輩から嫌味を言われる(無言の圧力など)
- 嫌な仕事を押し付けてくる
- 非協力的な態度を取られる
- 情報を共有してくれない
などがあると思います。
最初から人間的に問題がある人は別として、このように現状に至った背景には、どのような原因があったのでしょうか。
- ちゃんと挨拶をしていなかった(聞こえていない)
- 分からないことをそのままにして失敗した
- 自分なりの仕事をしている
- 報・連・相をきちんとしていなかった
- 周りをよく見れていない(何をすればいいか分からない)
介護は一人でするのではなく、チームワークでするものなので、職場での人間関係の構築はとても重要です。
新人なので、仕事内容で信頼されるようになるのは、まだ難しいですが、挨拶や分からないことを積極的に聞く姿勢などで、意欲を見せることで信頼され、仕事も教えてもらえやすくなります。
また、何より可愛がられます。(※結構重要)
- 挨拶はこちらから笑顔でする
- 分からないことは曖昧にせず、きちんと聞く
- 一度聞いたことはメモにとり、何度も繰り返さない
- 報・連・相をきちんとする
- 謙虚な姿勢で学ぶ
- 感謝の言葉をきちんと伝える
先ほども言いましたが、”可愛がられる”ことは新人のうちは結構重要です。
人間的に問題がなければ、どんな人でも「頼られる」ことは嫌いではないです。ただ、何度も同じことを聞くのは逆効果です。一度教えてもらったことはメモに取りましょう。
それでも分からない時は、先輩介護士さんに上手に頼りましょう。努力が見られる新人さんは、印象も良く、よりサポートも受けやすくなります。
人間関係を円滑にするためには、「こちらから笑顔で挨拶をし、謙虚な姿勢で学び努力し、しっかり感謝の気持ちを伝える」ことで、少しづつスタッフにも信頼される介護士になれると思います。
もし、自分に心当たりがなく、明らかに無視されたり、悪口陰口を言われたり、業務に支障が出るような職場環境の場合は、頑張る必要はありません。
おそらく、誰であっても新人いじめをするような人達なのでしょう。
そのようになる原因は色々あると思いますが、一番は労働環境は悪いことがあげられます。
人手不足やサービス残業、休日が取れなく精神的、身体的に疲弊しているため、新人にターゲットを向け、ストレスをぶつけているのだと思います。
そのような場合は、転職をおすすめします。
【悩み3】利用者さんと上手く信頼関係が築けない

新人の時に悩む内容として、「利用者さんとどう信頼関係を築けばいいかわからない」こともあげられます。
オムツ交換や入浴介助をする際に「あなたではなく、〇〇さんを呼んで」と言われたことがある人は多いかと思います。
利用者さんからすれば、長く勤めていて、慣れている介護士がいいのは当然ですので、このように言われても嫌われているからではないので、気にしなくて大丈夫です。
「今〇〇さん忙しいから、私で勘弁してくださいね。たくさん勉強して一人前になるから色々教えてくださいね」みたいにお茶目に切り返して、利用者さんをうまく持ち上げるように話せばOKです。
利用者さんと上手に信頼関係を築くには、まず、「挨拶」と「コミュニケーション」から始めてみましょう。
当然のことですが、意外としていない人もいます。
おすすめのやり方は、
- 仕事が始まったら、一部屋ずつに顔を出し「おはようございます」と挨拶をして回る
- 仕事が終わる前に、もう一度部屋を周り「おやすみなさい」と挨拶する
- 目が合ったら笑顔でこちらから挨拶をする
- 声が届かなくても笑顔で、アイコンタクトやジェスチャーでコミュニケーション
などがおすすめです。ポイントは「笑顔」です。
最初の頃は、特に利用者さんに顔を覚えてもらうことが重要です。
知らない人に介助をされる事に不安を感じる利用者さんも多くいます。
人間同士なので、すぐに信頼関係を築くことは難しいです。まずはコミュニケーションを通して顔を覚えてもらい、顔馴染みになり、少しづつ信頼してもらうことで、介助も安心して受けてもらえるようになります。
「利用者さんとうまく信頼関係が築けない」と悩んでいる方、まずは基本中の「笑顔で挨拶」から初めてみてください。
- 「〇〇さんに変わって」は気にしない
- 笑顔で挨拶から始める
- こちらから積極的にコミュニケーションを取る
- 信頼関係はすぐには築けない
結論:「一年目は自信がなくても大丈夫!」
結論は「一年目は自信がなくても問題ない」です。むしろ、自信が持てなくて当然です。
私もそうでしたし、今バリバリこなしている先輩介護士もみんな新人時代は、失敗して悩んだ時期を通過してきています。
全てを完璧にこなそうと思わず、「まずは一年頑張る」を目標にしてみてください。
1年の考えられない人は、まず「一週間」次は「一ヶ月・半年」と少しづつ目標を決めてみてください。
最初の一年は、介護技術も未熟で、利用者さんとの接し方も分からなくて、不安で辞めたくなることは何度もあると思います。
しかし、一年踏ん張ってみてください。頑張って努力していれば、一年である程度一端の介護士になれます。
介護職の良いも悪いも、最初の一年だけでは見えないことも多いです。良い意味で”介護に慣れてくる”ことで、見えてくる新しい世界もあります。


