【登録ヘルパー】訪問介護の仕事内容は?【主婦におすすめ!】

うま
うま

こんにちは、私は19歳で介護の業界に入り紆余曲折ありましたが、現在は介護福祉士のうまと言います。

登録ヘルパーはこんな人におすすめ!
  • 結婚や妊娠を機に仕事をやめた主婦の方
  • 家事や育児の合間に少しでも働いて家計の足しにしたい
  • スキマ時間に仕事をしたいけど在宅ワークはお金にならない
  • 長い時間働きに出るのは難しい

そんな悩みを抱えている主婦の方は多いいのではないでしょうか。

私も一時期介護職から離れていたのですが、結婚を機に「家庭を大事にしながら自分のペースで働ける仕事はないか」と考えて調べた結果、登録ヘルパー行きつきました。

主婦のように家事や育児に忙しい方にこそ向いている仕事だと感じました。

【訪問介護】登録ヘルパーはどんな仕事内容?

介護の仕事とひとくくりに言っても、実際は働く現場によって仕事内容は異なります

特別養護老人ホームやデイサービス、有料老人ホームなど様々な介護現場がありますが、訪問介護とは介護や支援を必要としている利用者のご自宅へあらかじめ決まった時間に直接伺い、生活援助や身体介護、通院介助などの介助を行う仕事です。

登録ヘルパーは、訪問介護事業所に登録し勤務時間など自分の希望の範囲仕事をもらって働くことができます。

一件あたりの業務時間は要介護度によってことなりますが、ほとんどが1時間〜長くて2時間ほどです。

基本的に自転車で行ける範囲の利用者さんのご自宅へ直接伺い、業務が終われば帰宅できる直行直帰なので毎日事業所に寄る必要はありません(事業所による)

登録ヘルパーに向いている人

働きたいけど家事などでまとまった時間は家を空けられない…

子どもが通園通学している時間だけ働きたい…

長時間働くのは難しいけど、人の役にたつ仕事がしたい

パートなどは人間関係が面倒…

そんな方には登録ヘルパーがおすすめです!

基本的に長時間の拘束がなく、仕事が終わったら買い物などをしてそのまま帰宅できます。

また介護の仕事は時給が低いと思われがちですが、登録ヘルパーの平均時給は約1300円〜1900円なんです。私が登録していたところは身体介助で時給2100円でした。 高いところだと3000円以上のところもあるそうです。

生活援助か身体介助かによって違いがあり、身体介助の方が高く設定されています。他のパートなどと比べても決して低い時給単価ではないと思います。

ただ、勤務地や登録する事業所によって差があるので、どこの事業所に登録するかをしっかり調べてから登録することをおすすめします。

では実際に登録ヘルパーとはどういった仕事をしているのでしょうか。

訪問ヘルパーの仕事内容

登録ヘルパーの仕事内容は大きく分けて3つに分かれています

  • 身体介助
  • 生活援助
  • 通院援助

の3つになります

利用者さんの要介護度、要支援度によって介護職が行う業務がことなり、どのような介護を行うかはあらかじめケアマネジャーとサービス提供責任者が作成してくれるケアプランにのっとって私達介護職は業務を行います。

1、生活援助

生活援助とは利用者さん本人が、日常生活をおくる上で欠かせない家事などを援助することです。

具体的には、

家事援助
  • 利用者が生活するスペースの掃除
  • 一般的な食事の支度
  • 洗濯
  • 買い物
  • 薬の受け取り
  • 見守り 等

などがあります。

これらの事は普段主婦が日常的にこなしている事なので、特別難しい内容ではないと思います。

ただ気をつけないといけない事は、あくまでこれらの援助はサービスを受ける利用者さんに対してのみ行うものなので、他のご家族の掃除や洗濯、食事の用意をしてはいけない事になっています。

もし頼まれてもお断りしなければいけません。

また、日常生活に必要ないとされる大掃除(窓拭き・家具の移動)やペットの散歩、おせち料理を作るなども行うことはできません。

私たちは家事代行ではなく、資格をもった介護なのでただ掃除や料理をするのではなく、利用者さんの安全や心身の状態把握に常に気を配らなくてはいけません。

2.身体介助

利用者さんの身体に直接触れ介助するお仕事です。

具体的には

身体介助
  • 食事介助
  • 排泄、更衣、洗面、清拭や入浴の介助
  • 体位変換、移乗・移動介助
  • 利用者が家事を行う際の声掛けや見守り
  • 服薬介助
  • たんの吸引、経管栄養(都道府県の登録機関で一定の研修を修了し認定を受けた者に限る

などがあります。

生活援助とは違い、より専門的な技術と知識が必要になってくると思います。

3、通院介助

通院介助とは、通院が必要な利用者さんに介護職が付き添いサポートする援助です。

登録ヘルパーのメリット・デメリット

メリット
  • 勤務時間を自分で決められるので、子育てや家事をしながら好きな時間に働ける
  • 時給単価が高いので、働き方次第では高収入ものぞめる
  • 直行直帰なので訪問先から直接帰宅できる
  • 拘束時間が短い、(一件あたりの業務時間が約1時間程度)
  • 家事援助は家事に慣れている主婦にとっては負担が少ない
  • 一人で仕事をするので、余計な人間関係に悩まなくていい
デメリット
  • 一人で行う業務なので何かあったときは自分で対処しなくてはいけない
  • 一件一件の時間が短いので、たくさん稼ぐためには複数件まわらないといけない
  • 個人宅に伺うので基本的に移動手段は自転車(事業所によって異なる)
  • 基本的に移動時間は給与が発生しない(事業所によって異なる)
  • 利用者さんのお宅によってはあまり清潔ではないお家もある

まとめ

介護職と聞くと”大変”と思う方がおいいと思います。実際に介護現場で働いていた方の中には、

人手が足りなくて一人当たりの業務が多すぎる…

人間関係に疲れた…

拘束時間が長く給与も少ない

など様々な不満を抱えてきたと思います。

私は19歳から介護職を始め、今まで運の良いことにそこまで大変な現場では働いてこなかったのですが、オーバーワークにより体調を壊し一時介護職から離れた生活を送っていました。

結婚を機にもう一度介護の仕事をしようと思い、選んだのが訪問介護の”登録ヘルパー”でした。

初めて登録ヘルパーをしてみて、時間の融通がきき拘束時間も短く、短時間集中して利用者さんと向き合うことができるので心に余裕ができ、やりがいを持って仕事ができるようになりました。

基本的に介護職は資格がないと働くことはできません。ただ無資格・未経験からでも始められる登録事業所は多くあります。

介護の仕事は誰にでもできる仕事ではありません。

技術や知識はもちろんのこと、

  • 人の役に立ちたい
  • 困っている人を助けたい

そういった純粋な気持ちが根底にあってこそできる仕事だと思っています。

結婚や様々な理由で一度介護職をお休みになった方、介護は初めてだけどチャレンジしてみたい方、ぜひ登録ヘルパーをおすすめします!

私自身もまたもう一度介護の仕事に関わることができて良かったと思います。

まとめ

妊娠をきっかけに今は介護職をおやすみしていますが、私が初めて登録した事業所はとても融通がきき、時給も高くとても働きやすい良い職場でした。

各都道府県の登録事業所によって雇用内容が異なるのでよく検討して比較して決めることをお勧めします!

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