フリーランスでグラフィックとWebデザインをしているひつじです
今回は異業種からデザイン業界に転職を考えている方に向けて、デザインをする上で、大前提として必要なスキルについて書いていこうと思います。
結論から言うとそれはデザインソフトのスキルです。
そして基本的なデザイン作業で使われるのはこの2つ
です。
名前だけは聞いたことある人もいるかもしれませんが、実際にどんな役割があって、どんな種類のデザイン作業で使われるのかがわからない方も多いと思います。
そこで具体的なデザインを見せながらそれぞれのソフトの特徴を簡単に紹介したいと思います。
デザイナーになるための第一歩はデザインソフト!
冒頭でも書きましたが、デザイナーになるにはデザインソフトの習得は必須となります。
多くのデザイン現場(ほぼ10割)で使われているのがAdobe社が提供しているIllustratorやPhotoshopといったデザインソフトです。
Adobeはデザインだけでなく、動画やCG作成のソフトも充実しているので様々なクリエイターが愛用しています。
転職サイトを見ると未経験でもデザイナー募集はしているので、就職してからこれらのデザインソフトを覚えることも可能と思いますが、求人によっては「IllustratorやPhotoshopを使用できる方を優遇」という記載もあるくらいなので、たとえ未経験でもデザインソフトが使えるだけで、デザイナー転職はしやすくなると思います。
具体例で解説それぞれのツールの使い分け
まずは基本的なソフトIllustratorやPhotoshopのそれぞれの役割、どんなデザイン作業で使われるのかを実際の仕事を想定した具体例を出して、なるべくわかりやすく解説したいと思います。
具体例【雑誌の表紙】
これは僕が海外のアウトドア雑誌の表紙をイメージしてデザインしてみたものです。
これをもとにそれぞれの役割を見ていきたいと思います。
簡単にひとまとめににするとこんな感じです。
Illustratorの役割【具体例で解説】
今回を例にすると、Illustratorは文字や画像を配置するレイアウト作業やロゴを作成する際に使用しました。
このように基本的にIllustratorはデザイン要素を作成し構成する時に使われます。
今回は7:3くらいの比重でIllustratorを多く使用しました。そして今回に限らず、デザイナー多くはこのIllustratorを中心に仕事をしています。
画像を使用しない仕事ではIllustratorのみを使うといったことも珍しくありません。
Photoshopの役割【具体例で解説】
Photoshopは簡単にいうと画像編集ソフトです。今回でいうと中心に配置した2枚の画像を色補正したり、画質調整するなどで使用しました。
ロゴに関してがちょっとややこしいのですが、ロゴ自体はIllustratorで形を作り、次にPhotoshopでテクスチャを加えて少しアナログな雰囲気になるように加工しています。
このようにIllustratorで作ったものをPhotoshopで加工、またその逆もあったりと、状況に応じて様々な使用方法があります。
Adobeは月額契約で使えます
とても簡潔に2つのツールを紹介してきましたが、ともかく実際に使ってみないことにはわからないことも多いと思います。
Adobeは7日間の無料体験を常に実施しているので、まずはパソコンにインストールしてどんなツールなのかを確認してみてください。
簡単な使い方のチュートリアルもソフトを使用しながら見ることもできるので、以前より初心者でも使い方がわかりやすくなっています。
無料体験後、継続して使用したい場合は月額で利用料を払い使用が可能です。20種類以上のソフトが使用できるコンプリートプランは1年契約で月額5680円で使用できます。
またソフトの単体プランもあり、イラストレーターとフォトショップ共に1年契約で月額2480円で使えます。ただ2つのソフトを契約すると約5000円なので、それであればさほど値段も変わらないコンプリートプランの方がいいかなと思います。
ソフトの使い方はYouTubeなどを探せばたくさんレクチャー動画などがありますし、よりデザイナー転職を目指した実践的な学びはUdemyなどが比較的安価に学習動画を配信しています。
スクールに通っても勉強できます
独学が難しいと感じる方は、スクールに通う方法もあります。今はオンラインで受講できるスクールや転職までサポートしてくれるスクールなど様々あるので、自分に合ったところを選んで短期集中で取得も可能です。
Adobeソフト込みのスクール
ここはソフト習得を目指したオンラインスクールなのですが、なんと受講料(39,980円)にadobeのソフト使用料金が1年分が含まれています。
adobeを1年普通に契約するだけでも年間約70,000円することを考えると、ほぼ半額の使用料でオンライン講座も受けられるとかなりお得なスクールです。
デザインスキルも受講できるオンラインスクール
以上の2つは完全オンラインのWebデザインスクールです。どちらもAdobeソフト習得だけでなく、その先のデザイナーとしてのスキルも学べるスクールです。
そしてなんと言ってもオンラインなので、仕事の合間にでも、全国どこでも海外でも授業が受けられるのが最大の利点と言えるでしょう。どちらも現役のデザイナーがマンツーマンでサポートしてくれます。
CodeCampの方はオンラインでの授業形式で、TechAcademyは講師の定期的なヒアリングやチャットなどのサポートを受けながら自習していくスタイルです。どちらも無料体験レッスンを実施しているので、両方のレッスン体験し、自分に合うスタイルを比較検討することもできます。
転職を目指したデザインスクール
テックキャンプは東京の渋谷にスクールがあります。「未経験から10週間でプロのデザイナーへ」というキャッチコピーを掲げ、デザイナーとしての転職を念頭においたスクールです。そのためデザイナーとしての就職・転職が成功しなかった場合は受講料全額返金制度を取り入れており、本気でデザイナーとして就職したい人に向けたスクールと言えます。
また14日の無料返金保証などのサポートもあるので、学習開始してから「なんか違うな。。。」「辞めたいな。。。」と思った時でも、14以内であればどんな理由でも受講料を全額返金対応してくれます。デザイナー転職のための無料カウンセリングも行っているので、デザイナー転職を目指している方はまずは相談し、話を聞いてみるといいかもしれません。
まとめ
以上、まずデザイナーとして大前提で必要なスキルであるAdobe IllustratorとPhotoshopについて紹介してきました。
最初は機能もたくさんあり、難しく思うかもしれませんが、何事も練習次第で確実に上達するので大丈夫です!