デザイン初心者でもデザイナー転職は可能!まずは副業から始めましょう

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こんにちはひつじです。僕は現在フリーランスのグラフィックデザイナー・webデザイナーとして活動しています。

そこで今回は自分の仕事の経験を生かし、現在デザイン業界とは違う仕事をしているけれども、デザインが好きだったり、興味を持っていたりする人や、学校でデザインを勉強したけど、別の仕事に就き、現在デザイナーへの転職を考えてる方などに向けて、

  • 初心者でもデザイナーとして転職することは可能なの?
  • 転職前にできることはある?
  • 失敗のリスクを少なく転職できる?

などの疑問についてお答えしていきたいと思います。

初心者と書きまいしたが、この記事内での初心者は遊び程度でも構わないのでAdobeなどのデザインツールを触ったことがある人、としたいと思います。

なのでそれ以前の全くの未経験の方はこちらの記事から見ていただければと思います↓

デザイン初心者でもデザイナー転職は可能な3つの理由

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デザイン初心者でもデザイナーとして転職は可能かと聞かれれば、可能であると僕は思います。

そう僕が思う大きな3つの理由として

  • 資格がいらない
  • デザイン仕事の領域が拡大している
  • デザイナー歴のない初心者でも求人がある

などがあります。一つずつ解説していきます。

資格がいらない

まず一つ目がデザイナーという仕事に資格がいらないということが大きな理由として挙げられます。

僕が仕事にしているグラフィックやWebデザインは専門職として分類されますが、特別に国や協会が必要と定めた資格はありません。もちろん色彩検定などデザインに関係する資格はいくつもあるものの、デザイナーになる、デザインの仕事をするために必須な資格というのはないのが現状です。

デザイン仕事の領域が拡大

2つ目がデザインの仕事領域が拡大している点です。

SNSの発達により、個人が発信力を持った近年では企業だけでなく、個人もプロモーションする時代となっています。そんな時に必要になってくるのがデザインで、例えばTwitterのバナーyoutubeのサムネイルなどがそれに当たります。今まで仕事として存在していなかった媒体が次々と登場しています。

今後もそう言った新しい媒体が登場していくでしょうし、そんな時に少しでもデザインツールを使ってデザインを作ることができ、たとえ初心者であっても素早く時代の変化に対応すれば、それを仕事にすることもできるのです。

デザイナー歴のない初心者でも求人がある

3つ目がデザイナーとして働いたことのない、デザイン初心者でもデザイナーとしての求人があるというのが挙げられます。

これは1つ目の資格がいらないことや、2つ目の業界の領域が拡大していることにも関連しているかと思いますが、デザイナーと一括りに言っても様々な仕事が存在しています。

こちらのIT求人ナビでは未経験のデザイナーやプログラマーの求人も充実しています。

なので、企業によっては前職でデザイナーとしての経験がなくても、育成を見据えての求人を出すこともあります。もちろん経験があり即戦力になる人材が求められることの方が多いですが、たとえ経験がなくてもAdobeのイラストレーターやフォトショップなどのデザインツールが使えるだけで優遇されることが多いと感じます。

それでも初心者にデザイナーの転職はハードルが高いのでは?

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とは言ってもやはり初心者にデザイナーの転職はハードルが高いのでは?と、思われる方も多いかと思います。

もちろん資格がいらないことはメリットだけではなく、デメリットもあり、実力を測る一定の基準がないことが考えられます。そのためデザイナーは作品や成果物でその実力が測られ、いわゆる実力主義で戦わなければなりません。

潔いといえば潔いのかも知れませんが、厳しい世界だとも思います。ただ先ほども書きましたが、デザイナーと言ってもその仕事は多様です。国際的な賞を取り先生と呼ばれるデザイナーもいれば、いち企業の広報としてチラシなど小さなツールを作ったりするデザイナーもいます。

なのでデザイナーという仕事をすること自体は決して難しいことではありません。むしろ、肩書よりかはどんなデザイナー、どんな仕事をしたいか、その内容によって転職のハードルも変わってくると思います。

転職に失敗しないために、まずは副業にチャレンジ!

デザイナーは実力主義という厳しい側面もあるため、興味はありつつもいきなり今の仕事を辞めて転職を選ぶことに戸惑ってしまう方も多いと思います。

そこで僕がオススメしたいのは、まずは最初の一歩として今の仕事を続けながら副業としてデザインの仕事にチャレンジしてみる!です。現在はネットサービスも充実しているので、手軽に副業に取り組むことができます。

クラウドソーシングを利用

その代表例となるのがネットで仕事を受注・発注できるクラウドソーシングです。クラウドワークス ランサーズ などがその大手として挙げられます。

例えばロゴをデザインして欲しい企業や個人は、仕事募集をネット上に書き込み、それを受けてクリエイターたちはデザインを行い応募します、そして気に入られた人のロゴが採用され、報酬が支払われる。といった流れとなります。

これはいわゆるコンペ形式と言われるものですが、それ以外にもタスク形式やプロジェクト形式など仕事のスタイルもいくつもあるので、自分にあった仕事形式を選ぶこともできます。

デザイナー初心者にとってクラウドソーシングを使う大きな利点は、クラアントからの要望を汲み取り、形にし、納品するという一連のデザイン業務を経験できることです。

これはたとえコンペで自分のデザインが選ばれなかったとしても、クライアントありきの仕事をしたという経験(めちゃくちゃ大事です)が得られますし、選ばれた他のクリエイターと自分のデザインを比較し、改善点を見つけることもできたりするため、成長がとても早いです。

実践から得られるものはスキルに経験と、とても多いのです。

スキル販売サービスを利用

またある程度のスキルがある人は、自分のスキルを販売するサービスを利用するのも副業の一つの方法です。

ココナラ などがその代表例ですが、例えば「ロゴを5万円で作ります」と言ったことを提示し、お客さんに選んでもらうスタイルです。クラウドソーシングは仕事の案件に対し、デザインを提供しますが、こちらは自分のデザインスキルなど「できること」を買ってもらうスタイルになります。

これらのWebサービスは基本的に登録などは無料です。仕事が終了し報酬が確定したらその金額の数%が手数料としてサービス元に引かれる形になります。なので初期投資はなく、手軽に副業に取り組めるのも大きなメリットになると感じます。

SNSなどを駆使し直接営業をする

デザイン初心者の場合、最初はなかなか企業の仕事を受けるのは難しいことも多いかも知れません。

しかし冒頭でも書きましたが、今は個人でも情報発信のためにデザインが必要な時代です。なのでそんな個人をターゲットに、自分からSNSで仕事募集したり、または直接メッセージを送るなどの営業をするのもいいかもしれません。

僕もまったくコネがないところから一つ一つ営業し、今はフリーランスとして活動ができています。

まとめ

デザイナーというまったくの異業種への転職は勇気がいるかもしれません。前歴もなく経験もなければ尚更です。しかし現在は仕事をしながらでもデザイン経験を積めるサービスや選択肢がいくつもあります。

まずは仕事を辞めずに、デザイナーとはどんな仕事なのかを副業を通して知る、また副業で経験を積み、スキルをアップして転職へつなげていくのもデザイナーになる一つの道だと思います。

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