現在フリーのデザイナーをしているひつじです
などなど、仕事を辞めたいと考え、悩んでいる人は多いと思います。
僕は28歳の時に、会社員だった仕事を辞めました。当時は仕事に対してとても悩み、そして最終的にその決断をしました。
それから数年たった今、あの時「辞める」という道を選択して本当に良かったと心から感じています。
仕事を辞めるのは時として勇気がいることかもしれません。もしかしたら家族や友人、同僚は反対するかもしれませんが、仕事を辞めるのは消して悪いことではないのです。
ひと息つこう!仕事を辞めるのは悪くない
一番は気持ちの問題
仕事を辞めたいと思う時、労働条件が厳しいという体力的面と、ストレスややりがいを感じられないという精神面、大きく2種類あるかとお思います。
どちらの悩みも抱えている人もいると思いますが、僕の悩みの大半は精神的な部分でした。
大変な仕事を続けられるのは、仕事に前向きな気持ちがあるからです。
起業した社長の本などを読むと、会社に寝袋を持ち込んで睡眠時間を削り、1年休みなく働いた、という内容を目にしますが、これは仕事に対する熱量が違います。
厳しい環境でも仕事が楽しく、前向きな気持ちがあれば乗り越えられることも多いとは思いつつ、反対に気持ちが前向きになれない時に仕事を続けていくのはとても辛いです。
無理をせずひと息つきましょう
僕も新卒でデザイン会社に入社し、4年間働いた時「このままでいいのだろうか」という漠然とした不安を感じることが多くなりました。
仕事自体は好きでした。ですがその先、長い期間この仕事を続けていくと考えた時「気持ち」が持たなかったんです。
そして、いったんデザインの仕事から離れたいと考えるようになり、結果として辞めるという決断になりました。
頑張って続けても、やっぱり難しいことはあるはずです。
そんな時は無理をせず、いったん立ち止まろ。ひと息つこう。という気持ちで仕事を辞めるのも一つの人生の選択です。
収入なし貯金なしでも大丈夫!まずは一歩を踏み出すことから
僕は28歳で仕事を辞めた一番の動機は「いったんデザインの仕事から離れたい。自分自身についてゆっくり考えたい」でした。
なので辞めた時は次に何をするかなど、明確なプランはありませんでした。
でもいざ辞めてみると、ずっと海外に住んでみたいという夢を思い出し、そこからフィリピンに英語留学し、ヨーロッパを旅することになりました。
決断したら、その先が見えてくる
僕のように辞めた後の計画が特になくても、いざ「辞める」という状況になると、今まで忘れていた、やりたいことや夢が出てくることもあります。
貯金がなくても大丈夫
僕が会社を辞めた時は、半年ぐらい働かなくても食べていける貯金があったので、そのお金を使いすぐに留学という選択ができました。
ですが、もし貯金がなかったとしても、食べる物と住む場所さえあれば生きていけます。
今は少し働くだけで住む場所と食べ物を提供してくれるゲストハウスや、0円留学といってフィリピンなど現地の学校の手伝いをしながら英語を勉強するなど、お金がなかったとしても様々な選択肢があります。
僕のようにいったん休みたいと思う方は、とりあえず実家に住めばなんとかなりますしね。
なので「貯金がないから辞められない」という理由なら、「なんとかなる」ので大丈夫です。
もし心配なら、辞めるまでの期間を決めよう
それでもやっぱり多少のお金がないと不安という方は、いすぐに辞めるのではなく「3ヶ月後に辞める」といった感じに期限を決め、辞めるまでの間は節約しながらお金を貯めるといった選択もできます。
通常、退職意思は1、2ヶ月前に伝える必要がある
仕事によっては引き継ぎ期間がさらに必要だったりもするので、その時間を活用し貯金やその後のプランを考えてもいいかもしれません。
たとえすぐに辞められなくても、終わりの期限が決まっていれば、辛く感じる仕事もなんとか乗り越えられるかと思います。
仕事を辞めて何をする?様々な生き方があります
僕は仕事を辞めてフィリピンに留学し、その後ヨーロッパを20カ国ほど旅してまわりました。
すぐに転職を考える道もありますが、それ以外にも様々な生き方がります。
旅に出る
実体験でおすすめしたいのは旅です。
会社員の立場だとどうしても長期の休みは取りづらいので、このタイミングを利用し、日本にいるだけでは決して得られない体験をすることができます。
その経験が自分自身の価値観や知見を広げることにもつながります。
資格・スキルの勉強
公的な職業訓練を受ければ、お金をもらいながら資格やスキルの勉強ができたりもします。
僕はデザイナーなのでデザインに関していうと、今は完全オンラインのスクールや学ぶだけでなく転職までも一括でサポートしてくれる学校もあるのでそれらを利用して次なる転職を考えたり、自分のスキルを高めたりすることもできます。
詳しくはこちらに書いています↓
その他様々な生き方
その他にも山奥でニートをしている人や、最低限の収入で自給自足している人、アドレスポッパーといって寝る場所を転々としながら暮らす人など、世の中には様々な生き方をしている人がいます。
どれもチャレンジングですが、仕事を辞めたからこそ、今までの概念にハマらない生き方を選ぶこともできるはずです。
まとめ
仕事を辞めるというのは人生の一大決心です。
辞めたいと思ったとしても、努力が足りない、忍耐力がないと自分を責めたりするかもしれませんが、辞めることは決して後ろめたいことでもなければ、悪いことでもありません。
生き方はひとつではない
仕事に気持ちが追いつかないのであれば、まずは仕事から離れひと息つく時間も大切です。