【介護転職】異業種から介護職への転職を考える際の5つの注意点!

うま
うま

こんにちは、19歳で初めて介護の仕事に就き、色々あり一般企業に勤めたりもしましたが、現在は介護歴7年で、介護福祉士の”うま”です。

  • 異業種から介護職への転職が多い理由
  • 転職する際の注意点

異業種から介護職への転職を検討している方に向けて上記の内容でご紹介していきます。

介護職への転職を考えている方、悩んでいる方の参考になれば幸いです。

異業種からの転職が多い理由

介護労働安定センター(平成30年介護労働実態調査)によると、介護職になる前が医療福祉とは関係のない異業種だった人の割合が6割以上でした。

半数以上が全くの畑違いからの転職なのです。なぜ介護業界は異業種からの転職が多いのでしょうか。

理由の一つは「無資格未経験からでも始められ正社員も目指せる」からです。

介護は専門職ですが、仕事内容によっては資格を持ってなくても働くことができます。また、働きながら介護福祉士などの資格を取得することでキャリアアップも目指せます。

間口が広く誰でもすぐに始められやすく、また年齢に関係なくキャリアアップを目指せることが、異業種からの転職が多い理由でもあります。

異業種から介護職へ転職する際の5つの注意点

比較的異業種からでも転職しやすい介護業界ですが、誰でも始められる=長く続けられるではありません。

転職をする前に介護業界に入る際の注意点も把握しておくといいでしょう。

【注意点1】誰でもなれる≠長く続ける

「介護の仕事は誰でも始められる」=○

「介護の仕事は誰でも続けられる」=✖️

介護職はやろうと思えば誰でもできますが、長く続けるのは「介護に向いている人」か「相当忍耐力のある人」にしかできません。

なぜかといえば、介護は誰でもできるほど甘くないからです。

下のお世話もしますし、肉体労働もあります。また、認知症の利用者の場合は感謝されるどころか罵倒されたり拒否されたりもします。

介護の仕事はできる人とできない人の適正がはっきり分かれる仕事です。

ある調査によると、介護に転職した人の約8割が3年未満に退職するそうです。適性がない人はおそらく一年も持たないで辞めていくでしょう。

まずは、なぜ介護職へ転職したいのかを明確にしましょう。

もし「介護は誰でもできる」と考えているのでしたら失敗する可能性がありますので注意しましょう。

【注意点2】介護職を選ぶ理由・動機

なぜ転職を考えたときに数ある職種の中から敢えて介護を選んだのでしょうか。

先ほども書きましたが「介護は誰でもできる」という軽い考えでしたら失敗するかもしれません。

しかし、動機が「人の役に立つ仕事をしたいから」や「介護に興味がある」とはっきりしている場合なら大丈夫です。

最初の動機は辛い時や挫けそうな時に立ち直れる原点になるからです。

自分がなぜ敢えて介護職を選ぶのかを自分自身で明確にしておくことが大事です。

逆に明確にできない場合や、誰でもできるからといった動機でしたら介護職への転職はおすすめしません。

【注意点3】給与が低くなる可能性

介護職はきつい割に給与が低いというイメージがありますが、実際にそうです。

きついかどうかは働く職場や、その人自身によって異なりますが、他の業種に比べて給与の平均が低いのは事実です。

また、無資格者か有資格者か、正規雇用か非正規雇用かによっても給与は違いますし、夜勤があるかないかによっても変わってきます。

介護福祉士の国家資格を持っている場合の平均月収は約22万円ほどだそうで、ボーナスを含めると年収は約320万円ほどです。

無資格者ですと手取り15.6万円ぐらいのところが多いです。

資格取得やキャリアアップで給与アップを望めますが、初めは給与は低い可能性も考慮して転職を検討しましょう。

【注意点4】年齢によっては向いていない施設もある

介護職の働く現場は基本的に、入所施設・通所施設・訪問介護の3つに分けられ、それぞれの働き方に特徴があります。

  • 入所施設(特養・老健など):24時間365日運営、要介護度が高い、大規模
  • 通所施設(デイケア・デイサービス):日勤のみ、日曜祝日休み、小規模
  • 訪問介護:直接自宅へ訪問、一件あたり1時間

特別養護老人ホームや介護老人保健施設は大規模施設のため多くの従業員が必要です。入っても辞める人も多いため、常に人手不足で仕事内容は夜勤もあり一番ハードです。

比較的給与も高く、求人数も多いので最初に選びがちですが、年齢によってはハードな仕事内容についていけない可能性があります。

20代30代でしたら体力もあるので頑張れますが、40代過ぎから特養で働くのは厳しいかもしれません。

前職が力しごとだったり、体力に自信がある人には向いているかもしれません。

【注意点5】就職前に資格を取得しておく

介護職は無資格未経験で就職できるところもたくさんありますが、求人数は狭まってしまいますし、資格の有無しで採用される確率も変わります。

選択肢を広げるためや、採用率を上げるためにも最低限「介護初任者研修」は取得しておくことをおすすめします。

0円で資格取得できるおすすめの転職サイト

先ほど応募する前に資格取得をした方が良いと言いましたが、介護士が最初に取得する「介護初任者研修」は受講料が10万〜20万ほどかかってしまいます。

また取得できるまでに1〜2ヶ月ほどかかるので、前職に勤めながら就職活動をする方にはハードルが高いのが難点です。

そんな方にお勧めしたいのが、「0円で資格取得でき転職までを完全サポートしてくれる転職サイト」を活用することです。

今回は厚生労働大臣認可の大手転職サイトを2つご紹介します。

かいご畑

まず一つ目は、無資格未経験OKの求人を多数掲載していて、就職が決まれば0円で資格取得ができる大手転職サイト「かいご畑」です。

「かいご畑」の特徴
  • 無資格未経験OKの求人多数掲載
  • 正社員からパートまで幅広い求人
  • 事前の施設見学
  • 1万件以上の求人あり
  • 初任者研修が10万円→0円で取得可能
  • 専任アドバイザーが就職までサポート
  • 週払い制度もあり

かいご畑は無資格者や未経験者に向けた求人を多数取り扱っています。

無料登録すれば、アドバイザーが担当についてくれて、その人の希望条件に合った職場探してくれるので、自分で探しても中々良いところが見つからなかった人にはおすすめです。

「短時間で働きたい!」「残業がないところが良い!」など、条件重視の方にもおすすめです。

また、子育てとの両立やライフワークバランスを考える方向けの求人が多いのも特徴です。

きらケア派遣

もう一つおすすめする介護派遣専門の求人サイトは「キラケア派遣」です。

こちらの転職サイトは派遣に特化した求人サイトです。正社員に拘らない方や、より高時給で自由な働き方がしたい方におすすめです。

「きらケア派遣」の特徴
  • 派遣専門の求人サイト
  • 派遣ならではの高単価求人が多数あり
  • 初任者研修10万円→0円で取得可能
  • 大手人材派遣のため福利厚生が充実
  • 利用者満足度が高い
  • 担当のアドバイザーが手厚くケア
  • 非公開求人多数あり(高単価)

こちらのきらケア派遣も条件が揃えば0円で資格を取得できる制度があるので、無資格未経験でも安心して登録できます。

また、派遣会社に登録する形になるので、施設や事業所に直接雇用されません。介護施設もコロナ禍の今や、人手不足や経営難で倒産が相次いでいます。

そのため大手派遣会社ならではの手厚い福利厚生を受けることもメリットです。

大手の派遣会社なら社会保険や厚生年金、有給取得など正社員並みの待遇を受けることができるので安心です。

まとめ

全くの異業種から介護への転職は、未知のため不安も大きいと思います。

一番大事なことは「なぜ介護の仕事がしたいのか」です。その動機をしっかり持ってることが続けていく上で大切になってきます。

ただ、中には全然志もなく「なんとなく」で始めた介護の仕事にだんだんやりがいを見つけ続けている人もいます。

興味があれば一歩踏み出してみるといいかもしれません。