デザイナーにコミュニケーション能力は必要? デザイナー転職のために知っておきたいスキル

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こんにちはフリーでグラフィックとwebのデザイナーをしているひつじです。

デザイナーにコミュニケーション能力は必要

デザイナーに転職しようと勉強中、またこれからデザイナーになろうと考えている方の中には、そのような話を聞いたことある人もいるのではないでしょうか。

今回はそんな方たちに向けて、デザイナーに必要なコミュニケーション能力について、僕が実際に仕事をして感じたことを踏まえながら書いていこうと思います。

デザイナーになるにはどんなスキルが必要?

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まず初めにそもそもデザイナーに必要なスキルを考えていこうと思います。

※知ってるよ!という方は読み飛ばしてくださいませ!

デザイナーは文字通りデザインをする人です、なのでまずはデザインをする「つくるスキル」が大前提として必要になります。

これは単純にカッコいい、カワイイなど感情に訴えかける魅力的なビジュアルをつくれるか。また伝えたいことを的確に伝える機能的なデザインができるか。

そういった技術的な部分になります。

まずはつくるスキルを身につけよう

でもデザイン初心者はなかなかこれができません。僕もそうでした。ハイ。。。自分の頭の中にあるアイデアを形にしても全く魅力的なものにならない。

それはシンプルにビジュアル化する技術が足りないのです。

なのでデザイナーはまず自分のアイデアをきちんと形にできること。また自分が魅力的だと感じれるビジュアルを作れるようになること。

これが大切です。

結論、デザイナーにはコミュニケーション能力が必要です。

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ここから本題ですが、結論から言ってしまうとコミュニケーション能力は、つくる技術に劣らず、ものすごーく大切です。

コミュニケーション能力といっても漠然としていますが、デザインの仕事では様々な能力が求められます。

全部説明すると長いので、ここでは僕が一番大切であろうと思う聞くと伝えるのコミュニケーションにしぼって書いていこうかと思います。

【聞く】コミュニティケーション

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デザインとはクライアント(お客さん)がいての仕事です。

デザインというのは基本的にクライアント(お客さん)ありきの仕事になります。

なのでデザイン案件には、必ず伝えたい想いや情報があり、またデザインをリニューアルするといった時には解決したい問題などがあります。

そのため、まずはそれを聞かないことにはデザインはできません。

話を聞き、本質を考える

しかし、お客さんによってはそこが明確化されていなかったり、うまくまとまってない場合があります(結構あるあるです)

そのためデザイナーはお客さんが話す言葉の中から、本質となるの部分を抽出し、明確にしなければなりません

ここがふわっとしたままだと、結果として完成したデザインもフワッとした薄い印象のものになってしまいます。

デザインは”見た目を作る”だけじゃない

例えばですが、企業のロゴデザインの依頼が来たとして、お客さんの要望が「カッコイイロゴにデザインしてほしい」といった漠然としたものだったとします。

ここで聞かなければいけないのは「カッコよさ」という見た目の部分ではなく、

  • なぜカッコイイデザインが必要と感じるのか
  • カッコよさはこの会社に必要なのか
  • そもそもこの会社とって大切なものとは何か
  • 理念やビジョン、この会社の本質、核となる部分とは

などなど、その中身の部分を丁寧に聞き出していく必要があるのです。

これが聞くコミュニケーション能力です。

【伝える】コミュニティケーション

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要望を形にするだけなら誰でもできる

しっかりと話が聞けたなら次はそれをもとにデザインをします。

たとえお客さんがカッコイイロゴがいいと言っても、会社の理念やビジョンを聞くと、ふさわしいのはもっと柔らかく優しい印象のデザインかもしれません。

それだと相手の要望に答えてないじゃん!

と思うかもしれませんが、要望通りにデザインをするのは極端なはなし誰でもできることです。たとえお客さんがカッコイイデザインがいいと感じたとしても、それを鵜呑みにするのではなく、前提を疑い考え、プラスαを提案できるデザイナーは重宝されます。

自分のデザインを魅力的に提案する能力

デザインができたら次はお客さんにデザインを見せて説明することになります。

いくら良いデザインができたとしても、それをしっかりと伝えられなければその魅力は半減してしまう。それほどにこの「伝える」ということはデザイナーにとって大切な能力になってきます。

もちろんデザインはビジュアルが全てですし、わざわざデザインの意図を説明する必要ないと考える方もいるかもしれません。

このデザインにしたいと思ってもらう

しかし、会社の何を大切だと考え、それをどのようにビジュアルに反映させたのか、デザインのプロセス、なぜこの形で、この色で、この文字なのかを論理立てて説明することで、提案したデザインに対する深い理解につながっていきます。

そしてお客さん自身もその提案に納得することができれば、単なる好みや、カッコいいといった表面的なものに囚われずにデザインを決めることができるのです。

これが伝えるコミュニケーション能力です。

コミュニケーションは勉強では身につけられないスキル

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これらのコミュニケーション能力はデザインの技術と違い、身につけることが難しいです。

なぜなら知識だけで理解できることではなく、経験しないとわからないことがたくさんあるからです。

やはり実際の仕事を通して少しずつわかるようになるものだと、自分自身を振り返ってもそう感じます。

お客さんに真摯に向き合う

僕はデザイナー1年目の時にデザイン力不足とコミュニケーション不足でクライアントさんにめちゃくちゃ怒られたことがあります。。。それも大きな学びであったと思いますが、当時はキツかったです。

今はフリーになり、ある程度仕事ができていると感じますが(まだまだ勉強中)僕がコミュニケーションを円滑にする具体的な方法論はありません。なぜなら仕事や人によって状況が大きく変わるため、すべてに当てはまる法則がないのです。

なので精神論になりますが、「一つ一つの仕事に真摯に全力で向き合う」ことが何より大切で、その姿勢があれば適当なコミュニケーションは生まれないと思うのです。

先人に学ぶ

デザインや仕事に対する姿勢に関して参考になりそうな巨匠デザイナーの本を紹介します。

僕も読みましたが、どれもとても勉強になります。

コミュニケーション能力を身につけるには実際の仕事を経験することをおすすめします

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今はクラウドソーシングなど、オンラインで手軽に仕事を経験できる時代なので、それらのサービスを使い実際にお客さんとやりとりしながら、コミュニケーションスキルを高めることもできます。

またアシスタントからでもデザイナーとして就職できれば、対面でのコミュニケーションも多く、それだけで学びが多いです。

オンラインで仕事ができるサービス

デザイナー転職におすすめな転職サイト

まとめ

デザイナーはデザインができるだけではなく、お客さんの悩みや課題を聞き、それを解決するためのデザインを作り伝えるコミュニケーションも大切で必要な能力です。

デザイナー転職を目指す方の参考になれば幸いです!